インバウンド増加で
業績好調の百貨店もランクイン
3位には、阪急阪神百貨店を展開するエイチ・ツー・オー リテイリングがランクイン。平均年収は901.7万円だ。
コロナ禍からの人流回復、インバウンドの増加もあって業績は好調。今回対象となった24年3月期では、売上高6574億円(前期比4.7%増)、営業利益262億円(同130.0%増)、純利益219億円(同33.7%増)と増収増益だった。
4位は三越伊勢丹ホールディングスで、平均年収は883.3万円だった。
エイチ・ツー・オー リテイリングと同じくインバウンド増加などの好影響もあり、24年3月期は売上高5364億円(前期比10.1%増)、営業利益544億円(同83.6%増)、純利益556億円(同71.7%増)と増収増益だった。
5位の綿半ホールディングスは、長野県を中心にホームセンターと食品スーパーを融合した「スーパーセンター」を展開している企業だ。平均年収は863.5万円だった。
今回のランキングで平均年収が700万円以上となったのは、27社だった。イオンやセブン&アイ・ホールディングスなど、そのほかの小売り大手企業は何位にランクインしたのか。
完全版では全200社のランキングを公開している。ぜひ、チェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部)