ドナルド・トランプ米大統領は15日、企業に四半期ごとの決算報告を義務付ける必要はないとの考えを示した。トランプ氏が1期目にも検討した、この構想への支持がこのところ盛り上がっている。米国で上場企業は50年余りもの間、3カ月ごとに決算発表を実施してきた。トランプ氏は代わりに、6カ月ごとの決算報告を提唱。この日「費用が節約でき、経営陣は会社の適切な運営に専念できるようになる」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。長期投資を促す米ロングターム証券取引所(LTSE)は先週、企業の四半期決算報告義務を廃止し、半期ごとの決算報告を選択肢に与えることを証券取引委員会(SEC)に要請する計画を明らかにした。トランプ氏の構想と軌を一にする提案だ。
トランプ氏、企業の四半期決算義務の廃止を提唱
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