ハレの日の酒でもあり、かわいいカップに違和感を持つ町民もいた中、フルーツ柄にしたのは北限の果樹地帯という地域のPRのため。名産のさくらんぼとりんごの2柄ですが、中身は上撰國稀の1種です。
同社売店では2柄2本セットが女性客に人気。地元スーパーではバラで買えます。
真空で3年熟成させた
無添加100%果汁
約700年前から薬代わりに山ぶどう酒を飲む習慣があったという岩手県久慈。山の恵みを健康に役立ててきた地で、1937(昭和12)年、佐幸本店は創業しました。
苦労の末に自社農園をつくり、有機無農薬栽培。契約農家が減農薬で丁寧に育てたものと合わせ、県内産のみ使用しています。

この山ぶどう、そのままでは酸味や渋み、エグミもあって、飲みにくい。創業者・佐々木幸吉さんは試行錯誤を重ね、真空にした容器で3年熟成させ沈澱物を除去することで、口当たりのよい果汁に変化させることに成功させました。
71(昭和46)年に山ぶどう100%、無添加のストレートジュースを発売。今では、岩手県民に知らない人はいない、ご当地飲料に。スーパーフルーツという言葉がない頃から、県民には「産後のお祝い」の定番として頼られる存在です。
山ぶどう本来の野性味ある酸味を少し感じられる「山のきぶどう」と、完熟した実だけを使った濃厚な風味と甘みの「完熟山のきぶどう」を選べます。
「良き友」と飲む
辛口で軽やかな味
フランス語で「良き友」との名をもつワイン「BELLEEQUIPE」。甲府市の老舗ワイナリー「サドヤ」が醸造する、八ケ岳南麓のご当地スーパー「ひまわり市場」のオリジナルワインです。日本ワイン発祥の地で、スーパーが地元産ブドウでワインをつくっています。

那波秀和社長の熱いマイクパフォーマンスや個性的なポップ、腕利きの名物スタッフなどユニークな特徴が満載の同店。でも魅力はそれだけではありません。