日照時間が長く昼夜の寒暖差があり、ブドウづくりに最適な韮崎市穂坂町に、原料の甲州種ブドウを栽培する「フォレストサイド横森ぶどう園」があります。
「当店のお客様とスタッフも昨年は収穫に参加しました」と那波社長。農園、ワイナリー、スーパーとそのお客さんで醸した「良き友」の味わいは、なんと世界的な酒類コンクール「フェミナリーズ」で2024年に金賞を受賞!
良き友と飲みたい、フルーティーにして辛口で軽やかな味わいの2023ビンテージはすでに完売。25年5月出荷の新ビンテージの出来はいかがでしょう?
神々が立ち寄る
神社にエールを
10月は神無月。同月を神在月と呼ぶ出雲には、旧暦10月に全国の神々が集まると言われています。滞在の最後に神々が立ち寄るのが、出雲市斐川町にある万九千神社だそう。
周辺は、昔から生姜の産地で知られ、秋に収穫期を迎えます。

2014(平成26)年、その地で新規就農し生姜の専業農家となったのは、県内離島出身の南浩二さん。創業した「出雲生姜屋」は、その生姜を加工品として販売する会社です。
就農と同じ年に、近くにある万九千神社の136年ぶりの遷宮を記念して誕生したのが、「出雲生姜じんじゃエール」でした。
誤植ではありません。神社を応援するジンジャーエール、という意味です。
じつは就農当時から、南さんを何かと助けてくれたのが万九千神社の宮司・錦田剛志さん。地域を元気にしたいという同じ目的をもつ宮司と農家が出会い、生まれた、優しい味わいで体も温まる飲料です。
同神社に参拝すれば、お神酒代わりに授かることができます。
新年の無病息災の祈り
とともに呑む「赤い酒」
お正月の食卓には、ご当地食が並ぶことと思いますが、お屠蘇の酒にもご当地の味があります。熊本でお屠蘇といえば、赤酒。伝統的な赤酒をつくるメーカーのひとつ、千代の園酒造では、年末に化粧箱入りの屠蘇散つき「極上赤酒」を販売しています。
