NISA3年目に向けて知らなきゃ損!「いま」選ぶべき、つみたて投資枠に最適な投資信託とは?

2024年1月に新NISAがスタート。そのタイミングで投資を始め、約2年間で株式市場の急上昇や大暴落を経験した人も多かったはずだ。3年目を迎える2026年は、投資を見直すいい機会。ここでは、NISAの「つみたて投資枠」で買うのに適した、おすすめの投資信託を紹介!(ダイヤモンド・ザイ編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2026年1月号の「2026年NISAはこの9本の【投信】を買え!」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

NISAの土台は「つみたて投資枠」で行う投信積立!
王道は「全世界株型」や「米国株型」のインデックス型投資信託

 2024年1月にスタートした新NISAが、まもなく3年目に突入する。新NISAをきっかけに投資を始めて、投資家としてレベルアップできた人もいるだろう。一方で、よくわからないまま適当に積立を始めてしまい、いまだに正解なのかどうかわからない……なんて人もいるかもしれない。その場合、このあたりで一度自分の投資を振り返り、今後の戦略を見直しておきたい。

 復習しておくと、NISAには所定の投資信託を積立で買える「つみたて投資枠」と、投資信託だけでなく、株などの幅広い商品にも投資できる「成長投資枠」がある。2つの枠は併用可能だ。そのため、投資の初心者もそうでない人も、つみたて投資枠で投資信託の積立をするのは基本。初心者なら積立だけでもOKだ。

 つみたて投資枠で買える投資信託はインデックス型が多い。1本選ぶとするなら、最有力候補は世界中の株に丸ごと投資できる「全世界株型」か、世界経済をリードする米国の株に投資する「米国株型」になる。実際、新NISAで積立を始めた人の多くが買っているのも、これらのタイプだ。いずれも1本で高い分散効果を得られるため、すでに保有していてパフォーマンスに満足している人は、そのまま積立を続ければ問題はない。

 一方、何かほかにも投資がしてみたいということであれば、今積立している投資信託を“補完”するような投資対象を検討してもいいだろう。