米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは23日、ABCの司会者ジミー・キンメル氏の番組の放送を再開する。だが、地方テレビ局大手ネクスターとシンクレアは、ニュース番組への差し替えを続けると表明した。両社が所有・運営する60余りのABC系列局は全米世帯の約22%をカバーしている。キンメル氏は、保守派活動家チャーリー・カーク氏の殺害に関する発言が批判を浴び、深夜番組「ジミー・キンメル・ライブ!」は9月17日から無期限で放送休止となっていた。シンクレアは発表文で、「番組の復活を検討しており、ABCとの協議を続けている」と説明した。ネクスターは、キンメル氏の番組の代わりに地元ニュースなどへの差し替えを続ける方針を示し、「当社の市場において、全ての関係者が敬意ある建設的な対話を促す環境が整うとの確証が得られるまで」この判断を支持するとした。
キンメル氏の番組、一部ABC系列局は放送再開見合わせ
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