今週は、米政府閉鎖の進展が焦点になるだろう。政府閉鎖が打開されなければ、政府の公式統計の発表は遅れ、投資家の注目は米連邦準備制度理事会(FRB)が9月16~17日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や、ミシガン大学の消費者信頼感指数に集まるとみられる。米政府機関は今月1日から一部閉鎖が始まり、議員らがつなぎ予算で合意できない限り、経済指標の発表は遅れが続く公算が大きい。すでに発表が遅れている指標には、3日発表予定だった9月の雇用統計が含まれている。FRBが9月に続き、10月および12月のFOMCでも追加利下げを行う可能性を見極めるべく、8日に公表されるFOMC議事要旨は大きな注目を集めるだろ。