【発展・応用】
朝、太陽を浴びながら散歩をする「朝散歩」もおすすめです。15~20分ほど(最初は5分からでOK)、やや早足で姿勢よく歩きます。終わった後、「爽やか」「気持ち良い」と感じられるといいでしょう。帰宅後すぐに布団へ戻らず、朝食を取ると1日のリズムが整います。
慣れてきたら、散歩コースを変えるのもおすすめです。朝散歩については『ブレインメンタル強化大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)に詳しく書かれています。
【効能】
(1)脳内物質のセロトニンが増える
脳内物質である「セロトニン」は、太陽の光を浴びることで活性化します。セロトニンは、感情の安定化、気分や感情を整える、ストレスに対する緩和作用などに効果があります。つまり、セロトニンが分泌されれば、「生きづらさ」を感じにくくなるのです。
ただし、散歩をする場合は30分以内にとどめましょう。長すぎると、セロトニンが減少してしまいます。
(2)暗い気持ちが緩和される
日光に当たることで日の「暖かさ」を感じましょう。暗い気分やテンションが下がっている状態は日に当たることで緩和されます。
【アドバイス】
冬は特に太陽光が少ない時期なので、意識して太陽を浴びることをおすすめします。くもりの日や雨の日でも、外に出るだけでも日光浴の効果はあります。ぜひ、日光を浴びる生活をしましょう。
笑うことでストレス軽減
無理にでも笑顔を作ろう!
●笑う
つらい目に遭ったときや落ち込んでいるとき、あなたはどんな表情をしていますか?わたしはまず、表情が消えることが多いです。顔から精気がなくなる、いわゆる「無表情」というやつです。
しかし、そういうときこそ無理にでも口角を上げて笑顔を作るように努めています。心の中では「笑えない」と思っていても、少し気持ちが落ち着き、だんだん心から笑えるようになるでしょう。
笑うことは気分転換にもなりますし、ストレスからくる圧迫感が減っていきます。まずは無理やりでも笑顔になることが大切です。
【やり方】
(1)作り笑いをする
顔から表情が消えるような出来事があったとき、「笑うことを忘れた」ようになるかもしれません。そんなときは口角を上げて、無理やり笑顔を作っていきましょう。







