(2)コメディ映画やお笑い番組を見る

 自分の好きなお笑い芸人が出ている番組や動画、笑って泣けるコメディ映画などを見るのもいいでしょう。

(3)面白いことを考える

 ちょっと馬鹿馬鹿しいことを考えてみるのもありです。

(4)自分のことを笑い話にしてみる

 自分の失敗やちょっとしたミスを、誰かに「笑い話」として話してみましょう。笑ってもらえたら、自分のモヤモヤも晴れていきます。

【発展・応用】

 もし、今がつらく、最悪で絶望的な状況だと思っていても、時間が経って「今」を振り返ると「笑い話」になることもあります。「このつらさは未来の笑いのタネ」と思えば、乗り越えやすくなるでしょう。

【効能】

(1)ストレスの軽減

 笑うことはストレス発散になります。何かつらいことがあってストレスがかかったとき、人は表情が固まりがち。そんなときに無理にでも笑うと、そのストレスが軽くなります。つらい出来事は笑い飛ばしましょう。

 笑うことで、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンという3つの幸福物質がすべて分泌するそうです。

(2)気分の改善

『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』(だいだい著、樺沢紫苑監修、総合法令出版)

 何か落ち込むことがあり、気分が悪くなったときこそ笑いましょう。暗い顔をしていたら、気分もどんどん暗くなっていきます。気分を改善するだけでも、心が癒やされるでしょう。わたしの場合、落ち込んでいる今の自分を鼻で笑って「こんな出来事は後々笑い話にしてみせる」と考えて、それ以上落ち込まないようにしています。

【アドバイス】

 笑えることが少ないと、笑えなくなっていきます。笑うことに慣れていない人は、「オーバーリアクション」から始めてみましょう。笑い声や身振り手振りなどを大きくし、過剰に大笑いすると笑いやすくなります。