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地震大国の日本において、防災意識を持って部屋作りをすることはとても重要だ。熊本地震を経験した防災収納インストラクターの著者が、初心者でもすぐに取り入れられる「地震に強い収納」をわかりやすく紹介する。※本稿は、松永りえ『地震に強い収納のきほん』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
大切な「避難経路」の
玄関と廊下はすっきりが基本
玄関は避難口となる重要な場所。わが家は玄関が狭いこともあり、出しておく靴は1人1足と決め、傘も靴箱に収納。できるだけものを置かないように意識しています。
また、玄関にインテリアを飾る場合、割れやすいものは避けて。地震で落ちた際に割れ、その破片が靴に入ると大ケガの原因に。
玄関につながる廊下も、障害物がない状態が理想。ポールハンガーや置きっぱなしの段ボールが、玄関までの道をふさいでしまう恐れがあります。日常の便利さと安全な避難の両方がかなう収納を心がけましょう。
防災リュックは、避難の際にすぐに取り出せることが重要です。そのため、わが家は避難口である玄関の靴箱に収納。勝手口や窓からの避難を想定している場合は、その近くに置きましょう。
同書より転載







