入浴中に地震が起きても
大丈夫なように準備を
洗面所は安全対策をしつつ、「速やかに逃げる」とイメージをしておきましょう。入浴中に地震が起きた場合、洗面器やタオルで頭をガードし、揺れが収まってから着衣をして避難を。そのため、洗面所に下着や衣類を収納しておくと安心です。
また、ものが出しっぱなしだと落下してケガの原因になります。キッチン同様、使い勝手を考えながら、できるだけ隠す収納を心がけて。掃除もしやすくなり、一石二鳥です。
以前は磁器の歯ブラシ立てを洗面台に置いていましたが、吊るす収納に変更。歯ブラシなら落ちても危険は少ないので、使い勝手を優先しました。吊るす収納のおかげで掃除もラクに。
同書より転載
引き出し内は、無印良品の「ポリプロピレン整理ボックス」で仕切って小物を収納。どこになにがあるかが一目瞭然なので片づけやすく、防災収納でNGの「出しっぱなし」を防げます。
同書より転載
「掃除がしやすい」とキャスター付きの洗濯機台が人気ですが、正直、危険です。大規模地震が起こると、洗濯機でさえ縦横無尽に動き出し、排水ホースが外れて水浸しということも。ジャッキで固定できるタイプもあるようですが、洗濯機が暴れるモンスターになることを想定し、慎重に検討を。







