いびきの悩みも
角度調整で解決へ
腰痛だけでなく、いびきや睡眠中の呼吸のしづらさに悩んでいる方にも電動ベッドは効果的です。
上半身を少し起こすことで気道が確保されやすくなり、いびきの音が軽減されることがあります。パートナーの眠りを妨げているかもしれない、と気にしている方にとっても、試してみる価値のあるアプローチです。
まるで無重力のよう
「ゼロG」ポジションの魔法
電動ベッドの多くには、最も体に負担がかからないとされる「ゼログラビティ(無重力)ポジション」機能があります。
心臓と膝が同じくらいの高さになるこの姿勢は、全身の力が抜け、深いリラックス状態へといざないます。快眠のためには、あまりやってほしくはないのですが、入眠前の読書やスマートフォン操作も、この姿勢なら首や肩に負担をかけずに行えます。
毎日の「起き上がる」をスムーズに
朝、ベッドから起き上がる動作がつらいと感じることはありませんか。電動ベッドで背中部分を少し起こせば、腹筋や腰への負担を減らし、スムーズに体を起こすことができます。
日々の小さなストレスが軽減されることで、一日の始まりがより快適になるはずです。
このように、電動ベッドはその日の体調に合わせて最適な寝姿勢を見つけ出すための、いわば「睡眠のパーソナルトレーナー」。自分だけのベストポジションを見つけることで、眠りの質は格段に向上するでしょう。
※本稿は『とにかくぐっすり眠りたい 老舗ふとん店の12代目がこっそり教える快眠法60』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。








