ドナルド・トランプ米大統領がウクライナへの供与を検討している巡航ミサイル「トマホーク」は、決定的な軍事的解決策を求める歴代の米大統領が、数十年にわたって好んで使用してきた。1000マイル(約1600キロ)以上を飛行できるトマホークは高精度でありながら、強力な弾頭を搭載。米政府がこれまでにウクライナへ供与してきたどの兵器よりも、国境から遠く離れたロシア領土を標的にできる。国防総省は現在、トランプ氏が容認すれば短期間で供与できる準備が整っている。だがトランプ氏は、トマホークをウクライナへ供与することにより、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を交渉の席に着かせることができるか、そして戦争を速やかに終結させられるかをまだ検討している。
ウクライナへのトマホーク供与、決断迫られるトランプ氏
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