「丁寧に書くこと」は大事です!
最優先で対策すべき文字とは?
Q3
うち子は、字が汚いのですが大丈夫ですか?
A3
毎年のように「デジタル採点を導入する学校」が増えていますので、実際のところ、字をより丁寧に書く必要性は高まっているといえます。
入試回数の増加や発表時刻が早くなることの影響で、学校側にとって採点処理は大きな課題となっています。1枚の答案を一人で丸つけをするのではなく、答案をスキャンして複数の採点者が分担してつけるなどの工夫は多くの学校で行われていますので、デジタル採点ではなくてもスキャンには耐えられる字である必要があります。
説明会などで公表していなくても、中学高校の定期試験でデジタル採点を導入している学校は、入試でも導入されている可能性があります。
ある学校の定期試験では、(1)解答欄からはみ出している、(2)消しゴムで消し切れていない箇所がある、(3)字が薄すぎて判別できない、(4)つづけ字や略字などは、人の目で見ると大丈夫だと思うレベルでも、容赦なく「判別不能」と採点されています。
募集要項や入試問題の表紙に許容範囲を明示してくれている学校もありますが、丁寧に書くという意識を強く持ってないと、残念な結果になりかねません。漢字はもちろんですが、「1と7」「4と9」などの数字、「アとヤ」「シとツ」などのカタカナが最優先です。