「スーパーで何を買えばいいかわからない」「作るものがマンネリ」「夕方になると憂うつ」――そんな料理に悩める人におすすめなのが、SNSで注目の料理家・長谷川あかりさんが提案する『ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)「毎日続く献立だからこそ、時間も手間も最小限でいい!」という考えのもと、買い物も栄養バランスも悩まない“献立システム”を紹介する画期的なレシピ本だ。調理時間は最短15分。作るのは食材3つで2品だけ。忙しい人こそパターン化することで料理のハードルを下げ、悩む時間を激減させる本書から「食材選びのコツ」を紹介する。

【今日の献立どうしよう…】「買い物が下手な人」は決断が遅い。スーパーを最短攻略するルールとは?Photo: Adobe Stock

スーパーで思い出してほしい
「献立の方程式」

 毎日続く献立を攻略するうえで、一番のポイントは買い物ルール。

 手がかりが何もないと、スーパーでレシピを検索したり、使う予定がなかったのに特売に釣られてつい買い過ぎたり、何を作ればいいかわからなくなりませんか?

 たんぱく質担当の肉や魚1つと、ビタミンやミネラル担当の野菜2つを買って、1食の献立にします。つまり、買い物では「1肉魚+2野菜」をルール化しておけば、迷うことが少なくなるということ。

 肉や魚、野菜はそれぞれ200~300g(2人分)を目安にすると、栄養バランスが取りやすくなります。

【今日の献立どうしよう…】「買い物が下手な人」は決断が遅い。スーパーを最短攻略するルールとは?「1肉魚+2野菜」の組み合わせ例

 さらに気遣いたいときは、本書で紹介するミニマル副菜や、常備食材の豆腐、切り干し大根、わかめ、ネバネバ食材などをちょい足しするとバランスアップにもなります。

(本稿は、『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』を一部抜粋・編集したものです。書籍では、「1肉魚+2野菜」に合わせた献立レシピを多く紹介しています)

長谷川あかり

料理家、管理栄養士
10歳からタレント・俳優として活動し、NHK「天才てれびくんMAX」など、さまざまな番組に出演。大学で栄養学を学んだ後、管理栄養士の資格を取得。シンプルなのに意外性のある食材の組み合わせ、作りたくなるレシピがSNSで次々に話題となり、絶大な支持を集める。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いわたりごはん』(KADOKAWA)、『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)など多数。