「あの大事な紙、どこいった?」のイライラに終止符をうち、お金、時間、人生をコントロールしよう! 10万人を救った紙片づけメソッドの図解版『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』(石阪京子著)が発売に。「必要な紙が5秒で見つかる」画期的な片づけ術が、図解で直感的に分かり、紙を減らすスマホ活用術も超絶丁寧に解説。本連載では本書から、抜粋・編集してメソッドを紹介していきます。
写真『図解 紙片づけ』より
その「紙」は、家族も関係する紙? 自分だけが必要な紙?
石阪式のホームファイリングは、「家族が日常的に使う紙を、誰でも、5秒で取り出せるようにするファイリングシステム」です。ですから基本的には、取っておく必要がある紙でも、家族には全く関係のない紙、日常的・恒常的に使わない紙などはファイリングしません。
では、こういった「ホームファイリングしない紙」はどうやって管理すればよいのでしょうか。
「オリジナルファイリング」か「別途保管」で管理
「ホームファイリングしない紙」は、主に3つに分かれます。
①家族と共有する必要はない自分だけの紙(自分の趣味・習い事など)
②家族で共有するが期間限定のトピックの紙(介護・受験・マイホーム購入など)
③家族で共有するが日常的に出し入れしない大事な紙(不動産関係の重要書類、確定申告が終わった後の10年保管の領収書など)
①と②は、「オリジナルファイリング」として、ホームファイリングの6カテゴリーとは別のファイルボックスを作って収納します。
ただし置き場所は、①は自分ひとりが使えればいいので個人の部屋。②は家族で共有するのでリビングです(ホームファイリングの隣に置いてもよいですが、家族が迷わないよう、介護・受験などボックスにラベルを貼っておきましょう)。
③については、頻繁に出し入れはしないので、バンカーズボックスのような箱に入れて枕棚などに保管します。ただし、どこに保管してあるかは家族で共有して、忘れないようにしましょう。
基本的なルールとしては以上となりますが、もちろん、家族構成や、紙の多さなどによって自由にカスタマイズしてください。
たとえば期間限定トピックの受験であっても、1つボックスを作るほどのボリュームはなく、ホームファイリングの教育ボックスに余裕があるならそこに入れてかまいません。
*本記事は、『見るだけでわかる! 図解 紙片づけ』より、抜粋・編集して作成しております。








