「さすがビッグマネーが動くイベント!」
と実感した出来事
そんな感じで働いていたら、レジに「世界陸上の運営の者です」と名乗る人がやってきました。どうやら僕の同僚レジ担当の人のTシャツの胸に入っていた某スポーツメーカーのロゴがまずいみたい。
スポンサーの関係上、スポンサーになっているスポーツメーカー以外のロゴが入った服装はNGとのこと。黒いテープを渡され、それでロゴを隠してほしいという要望でした。
お店の人が何人か、同じ指摘をされて服のロゴを隠すことになり、「さすがビッグマネーが動くイベント!」と感心。ちなみに、僕は会社から指定されていた黒無地のTシャツを着ていたのでお咎めなしでした。
そんなこんなで一通り、競技が終わりお店は閉店となりました。片付け作業もお手伝いし、売れ残ってしまった商品を廃棄するため透明のゴミ袋に入れてバックヤードのゴミ捨て場に運ぶことに。途中、エレベーターで同乗したとある国の関係者っぽい人に「あら、それを捨てちゃうの? もったいない。まだ食べられるね」なんて英語で声をかけられました。
「そうなんですよ。作りすぎちゃって……もったいないですよねー」なんて軽くおしゃべり。ゴミ捨て場に行く道中で競技を終えたばかりの選手の方々とすれ違ったのも、臨場感があってよかったですね。
ということで世界陸上売店バイト、最後まで楽しく働くことができました。巨大イベントの裏側が覗けて、普段の生活では触れ合えないような人々と仕事を通じて交流できたのが非常に面白かったです。
次も大きなイベントのスキマバイトを発見したら、積極的にトライしてみたいと思っています!








