競技で使う機材が置かれているスペースやプレスセンター的な場所を通り、10分ぐらい歩いてお店に向かいます。いつ来ても国立競技場、めちゃくちゃ広いです。
すでに競技は始まっており、移動の途中にはグラウンドレベルで競技の様子もチラ見できましたし、選手の方ともすれ違ったりしました。バックヤードの移動時間を短縮するためなのか、LUUPのようなレンタル電動スクーターも何台か発見。ただ移動するだけなのにあちこち、興味津々で眺めてしまいます。
今回の現場、レベルが高い!
ドリンクはコールした瞬間に提供
お店に着き、身支度をすると業務説明がスタート。今回、僕が担当するのは売店のレジ業務。一通りのやり方を教えてもらい、さっそく業務開始となりました。
すでにお店はオープンしており、お店の前には結構な行列ができています。レジ担当は僕も含めて7、8人ぐらいおり、ベテランのバイトの方も何人かいたのでわからないことがあれば都度、その人に聞いて対応をしていきました。
とはいえ、作業内容は一般的なスタジアム売店のレジとほぼ一緒。お客様の注文を聞き、オーダーされた商品を集めてから現金またはキャッシュレスで決済し、商品をお渡しすればそれでOKです。
食べ物はレジの裏のスペースにたくさん用意してあるのでそこからピックアップ。ドリンク類はドリンク担当の方に「ビール2つ!」などとコールをすればすぐに出してくれます。
僕自身、これまでプロ野球やサッカー、プロレスなど10カ所以上のスタジアムでスキマバイトしてきたのでそれなりに経験値も蓄積されており、レジ対応はすぐに問題なくできるようになりました。
慣れるにつれて徐々にお客様対応のスピードもアップ。どんどんお客様をさばきつつ、「お待ちのお客様、こちらのレジへどうぞ!」と並んでいる方を呼び込んでいくのが楽しいです。
それにしても、今回の国立競技場の売店、これまでに経験してきたスタジアム売店の中でもかなりレベルが高かったように感じました。商品の提供も素早く、ミスもほとんどありません。
ベテランバイトさんに聞いたところ、いつもより提供する商品の品目を減らし、欠品が起きないようバイトさんたちが裏でフル稼働で作ってくださっているみたい。ドリンク場にも精鋭バイトさんがそろっているようで、ビールやハイボールなどはコールした瞬間にすぐ提供されるぐらいのスピード感です。
おかげでお客様をあまりお待たせすることなく商品を提供することができます。売っている側としてもこんな体制が構築されていると非常に助かるんですよね。とにかくオペレーションがグダグダで欠品しまくりだった某地方球場のキッチンカーとは大違いだなと思ってしまいました。







