米電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブは追加の人員削減で従業員の約4%に当たる600人余りを削減する計画だ。複数の関係者が明らかにした。EV業界の販売が低迷する中、費用節減によって資金の温存を図る。リビアンは1カ月前にも人員の1.5%を対象とするレイオフを実施したばかり。来年のスポーツタイプ多目的車(SUV)発売に向けたコスト削減が目的だとしていた。リビアンをはじめとするEV各社は、米連邦政府の7500ドル(約114万円)のEV税額控除が終了したことに大打撃を受けている。リビアンは、このEV購入促進策の打ち切りで推計1億ドルの収入が失われるとみている。リビアンの7-9月期(第3四半期)のEV販売台数は32%増の1万3201台だった。ただ、2025年通期の販売台数の見通しを最大4万6000台から「4万1500~4万3500台」に下方修正した。リビアンは11月4日に正式な四半期決算を発表する。
EVのリビアン、追加人員削減へ 600人規模
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