歴史的にみて日本の改革は
西から進むことが多い

 冒頭にも述べたが、高市政権になったことで自公連立から自維連立に変わった。また、今のところ支持基盤は高齢者から若年層に大きくシフトしている。

 加えて、政権の中心には西日本出身のメンバーが多い。高市氏は関西弁で話すことも多く、日本維新の会は関西色が非常に強い。これまでの首相や実力者が、選挙区は西日本ながら東京生まれ東京育ちが多かったのとは大きな違いだと思う。余談だが、歴史的にみて日本の改革は西から進むことが多い。明治維新は西日本出身者による革命だった。

 この“西日本政権”が、若い世代の支持を引き付けながら新しい日本を作っていけるか。新たなステージへと向かう扉を開けたと感じる。

※1具体的には、経済成長率の範囲内に国債発行の伸び率を抑え、政府債務残高の対GDP比を引き下げていくことで財政の持続可能性を実現すると訴えている。
※2もっとも、インフレになれば名目成長率(≒実質成長率+インフレ率)は上昇するため、政府債務残高の対名目GDP比の削減が成功したようには見える。