「酒のツマミになる話」終了へ…千鳥・大悟を「売れっ子の横暴」と非難する人が見当ハズレなワケ千鳥・大悟さん Photo:JIJI

フジテレビの『酒のツマミになる話』が12月で打ち切りとの一部報道に、波紋が広がっている。10月24日放送回の内容が直前で差し替えとなり、MCの千鳥・大悟氏が対応に納得できず降板を申し出たとみられている。臆測が飛び交う中で取材すると、有料配信サービス『DOWNTOWN+』に加えて、吉本興業におけるダウンタウンの特異な位置づけが背景にあるとの声が漏れ伝わってきた。(ライター 橋本未来)

ハロウィンで松本人志の仮装を
フジテレビの上層部が問題視?

 バラエティー番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)の年内終了が報じられ、波紋が広がっている。同番組はダウンタウンの松本人志氏がMCを務めていたが、松本氏の一連の騒動後は、千鳥の大悟氏がMCを引き継いでいた。一部報道によると、10月24日放送回はハロウィン時期に合わせて大悟氏が松本氏の仮装をして収録したものの、直前になってお蔵入りに。フジテレビの上層部が、松本氏の仮装を問題視したという。これを受けて大悟氏が番組降板を申し出たそうだ。

 折しも、松本氏にとって約2年ぶりの復帰となる有料配信サービス『DOWNTOWN+』(ダウンタウンプラス)が11月1日にスタートする。現在は公式サイトやSNSで内容が明らかになりつつあるが、ほんの1カ月ほど前までは情報統制が徹底されていた。ダウンタウンに近い関係者へヒアリングを試みても、「全く知らない」「情報が降りてこない」と口をそろえるばかり。業界で知られる有力クリエイターは、「将来ご一緒する可能性もあるので、現時点では一切の取材をお断りしています」と、ダウンタウンへの配慮をにじませた。