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ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回はカレーチェーン「ゴーゴーカレー」で働いてみた。現場で感心したパートのおばさまの「超絶スキル」とは?(ライター みやーんZZ)
ゴーゴーカレーでスキマバイト!
3時間の勤務、頑張るぞ
氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回は金沢カレーのチェーン店、ゴーゴーカレーでバイトした際の模様をご紹介します。
今回は夜7時から10時まで3時間のバイト。お店に着いて事務所で着替えをして勤務開始です。
お店は店長さんと中国系のパートのおばさまの2人体制で、店長さんが事務仕事をするため、代わりにホールに入る要員として僕が呼ばれたみたいです。店長さん、朗らかな感じで僕を出迎えてくれて好印象ですね。
僕のメインのお仕事は出来上がったカレーをお客様のところに運ぶこと。加えて、カレーの盛り付け補助といった感じです。ざっくりした流れを説明して店長さんは事務所に去っていき、パートさんと僕のマンツーマン状態となりました。
お客さんが店頭の券売機でチケットを購入するとオーダーがキッチンに入り、パートさんが調理を開始します。
ほぼ全てのカレーにカツなどフライ類がトッピングされるので、揚がるタイミングでカレーを用意し、フライを切ってカレーの上に乗せます。そこに僕が千切りキャベツを盛り付け、フライにソースをかけフォークを添えて提供するというのが一連の流れ。
パートさんから作業を教わっていると、さっそくロースカツカレーのオーダーが入りました。パートさんがカレーをよそい、カツを乗せたタイミングで「キャベツ、30グラム」と指示されました。「こんな感じですか?」とキャベツをよそいますが、どうやら足りなかったらしく「もっと」と言われました。
いきなり「キャベツ30グラム」って言われてもわからなくて当たり前なのですが、想像していたよりもかなり量が多くてびっくり。実際にやってみてキャベツの量をはじめて理解した僕は以後、イメージよりも多めに盛り付けることでパートさんからOKをもらえるようになりました。







