米電気自動車（EV）大手テスラの株主は、イーロン・マスク最高経営責任者（CEO）の別の事業であるxAIにテスラは投資すべきという案について、賛否が分かれる反応を示した。今後はテスラの取締役会が、この案を進めるかどうかを決定することになる。6日のテスラの年次株主総会で提出されたこの拘束力のない提案は、人工知能（AI）スタートアップであるxAIへの投資を取締役会に求めている。ただ、投資条件は明記されていない。マスク氏はこの案を公に支持していた。テスラの法務責任者ブランドン・エアハート氏は株主総会で、この提案については反対票より賛成票が多かったものの、投票しなかった人も多かったと述べた。得票数は明らかにしなかった。「これは勧告的決議であるため、取締役会はこの株主支持の水準を踏まえて次のステップを検討する」とした。