Photo by Ryosuke Kamba
読者の反響が大きかった記事を再配信します。(記事初出時の公開日:2023年11月8日)
中学受験が空前の盛り上がりを見せている。保護者の伴走が必須と言われる中受では、子ども以上に親のメンタルが試される機会も少なくない。そんな保護者たちの「あるある」な悩みに、受験指導のプロで教育系YouTuberの“にしむら先生”こと西村創さんがズバッと答える「中学受験お悩み相談室」。第1回は「塾の個人面談で何を聞くべきか」に回答する。
【Q:塾の個人面談を控えているのですが、何を聞くべきでしょうか? あまり面倒見のいい塾ではないこともあり、少し心配です】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)
「意識づけ」が重要
――これは悩んでいる方、多いかもしれません。
「何を聞くべきか」は本当に人それぞれなので、何を聞くべきかをメモして臨むっていうことですね。「本当に何を聞くべきでしょうか?」状態であれば、たぶん必要に迫られて聞きたいことがないのだと思うので。
聞くべきことを箇条書きでメモにしておく。あとは、塾や先生によっても違いますが、塾側が話すことを用意しているケースも結構あるので、「愚痴を聞いてもらう時間」にしないということですね。
――「先生聞いてくださいよ」「ウチの子、全然勉強しなくて」みたいな。
愚痴だけ言って、スッキリして帰っていく方が多いんです。
こちらは予習して、理論武装して、「こう言われたらこう話そう」と計画を立てて、そのための資料を用意して、社内稟議を上司に通すための説得材料を固めるぐらいの勢いで準備しているのですが……。







