バブルは性質上、ゆっくりとしぼむことはない。しかし、人工知能(AI)への熱狂から空気が抜けることは、米半導体大手エヌビディアにとって一助となるかもしれない。エヌビディアが19日、好調な8-10月期(第3四半期)決算を発表し、同社のAIチップと関連システムに対する旺盛な需要が続いていることを示した。この決算は当初、AI投資の持続可能性と最終的なリターンに対する投資家の懸念を和らげたように見えた。エヌビディアの株価は決算発表後の時間外取引で5%上昇し、20日午前中の取引でもその上昇幅を維持していた。