米共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(ジョージア州)は来年初めに議員を辞職すると明らかにした。同氏は今月、かつて親しかったドナルド・トランプ大統領との関係が破綻しており、この衝撃的な動きとなった。MAGA(米国を再び偉大に)運動で目を引く人物だったグリーン氏は、2026年1月5日に辞職すると述べた。同氏は21日遅く、ソーシャルメディアへの投稿でこの発表をした。トランプ氏は最近、グリーン氏と政治的に縁を切り、来年の予備選では農村部にある同氏の保守的な選挙区で、同氏の対立候補を支援するとした。グリーン氏は発表文で「われわれが支持した大統領による、私に対する傷つけるような憎悪に満ちた予備選に耐えることを、私の愛する選挙区にしてほしくない。私が選挙で戦って勝利しても、共和党は中間選挙で敗北する可能性が高い」と述べた。同氏は、民主党が下院を奪還すればトランプ氏が再び弾劾され、自分は意に反してトランプ氏を守るために票を投じることを期待されるだろうとした上で、あまりにもばかげていると記した。