ドナルド・トランプ米大統領と次期ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏は、数カ月にわたって対立してきたが、21日のホワイトハウス会談を経て、少なくとも今のところは相違を脇に置いた。トランプ氏は会談後、記者団に「彼はとても良い仕事ができると確信している」と語り、「一部の保守的な人々を驚かせることになると思う」とした。総じて両氏は生中継のテレビカメラの前で互いを直接批判することを避けた。マムダニ氏は大統領執務室でデスクに座るトランプの隣に立ち、「大統領と過ごせた時間に感謝している」と述べた。マムダニ氏がトランプ氏を専制君主と呼んだ過去の発言について記者が質問すると、トランプ氏は「専制君主よりもはるかにひどい呼び方をされたことがあるので、それほど侮辱的ではない」と冗談を言った。