中国の習近平国家主席は24日、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、台湾やウクライナを巡り協議した。ウクライナとロシアの間の戦争終結に向けて米国を交えた取り組みが進む中、習氏の側から会談を申し入れたのは異例の外交的動きといえる。2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、中国はロシアに対し外交・経済面で重要な支援を提供してきた。トランプ氏が戦争終結に向けた決定的な行動を取ろうとする中、中国政府はより目に見える形で役割を演じようとしている。中国国営メディアは会談について、「習近平氏は、中国は平和に向けたあらゆる努力を支持しており、各当事者が立場の隔たりを縮め、公正で永続的かつ拘束力のある和平合意に可能な限り早期に達し、危機を根本的に解決することを望んでいると強調した」と報じた。
習氏、トランプ氏に電話 ウクライナや台湾巡り協議
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