「読むほどに賢くなれる、全世代におすすめしたい一冊」
と話題になっているのが、書籍『もっと頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“地頭力”を問う知的トレーニングとして注目される「論理的思考問題」の傑作を紹介している。「家族みんなで楽しんでます」「なぜか子どもも夢中になっていた」と全世代から反響を得ている同書から、「地道に可能性を絞り込める人」だけが解ける問題を紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
イラスト:ハザマチヒロ
「可能性」を絞り込んで真実を導けるか?
判明した事実を積み上げるだけで、真実を見抜けるとは限りません。
この問題、あなたはたった1つの真実を地道に絞り込んでいくことができるでしょうか?
シュークリームが勝手に食べられる事件が起きた。
その時間に犯行が可能だったのはA,B,Cの3人。
3人はそれぞれ犯人、共犯者、無実であることがわかっている。
次の発言は、3人の誰かによるものだ。
「Aは共犯者ではない」
「Bは犯人ではない」
「Cは無実ではない」
他にも、以下のことがわかっている。
・それぞれの発言は、発言者以外の人について述べられている
・無実の人は少なくともどれか1つの発言をしている
・無実の人だけが真実を話している
さて、犯人は誰だろうか?

イラスト:ハザマチヒロ
――『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(53ページ)より
おお……ややこしそうな問題がきたぞ。
形式としては正直者と嘘つきの問題に近いですが、共犯者ってのがやっかいそうですね。
最終的に見つけだしたいのは犯人ですが、共犯者が紛れ込んでいるせいで考えるべきことが増えています。
そのうえ、ちょっと嫌な予感がします。
3つの発言がわかっていますが、問題文の書き方からして、これもしかすると、かならずしも「3人がひと言ずつしゃべった」というわけではない……?
かなり手強そうな問題です……。
次のページで、考え方と正解を紹介します。



