ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、米政府による28項目の和平案はロシアの視点を考慮に入れており、ウクライナ戦争終結に向けたさらなる協議の良い出発点だと述べた。ただ、これは検討が必要な課題のリストだと表現した。プーチン氏はウクライナ和平に向けた最近の米国の取り組みについて初めて公の場で言及し、「一部のパートナーはこの合意を急ごうとしている」と述べた。また、米国のスティーブ・ウィットコフ特使がロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)にドナルド・トランプ大統領への対処法を指導し米ロ首脳間の電話会談設定を提案したとされる、流出した電話会話について初めて言及した。プーチン氏は、ブルームバーグ・ニュースが先に報じた会話記録について「偽物かもしれないし、盗聴された会話かもしれない」とした上で、「だが通話を傍受するのは犯罪だ」と述べた。
米のウクライナ和平案、プーチン氏「手直し必要」
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