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定年後に「不幸になる人」には、現役時代から染み付いている“残念な思考グセ”があります。恐ろしいことに、その習慣は幸福度を下げるだけでなく、寿命まで縮めてしまうことが研究で判明しているのです。 あなたは大丈夫? 「老けたな」という口癖が命取りに? 今すぐ直すべき3つの悪習慣と、豊かな老後を手繰り寄せるための意外な対策を心理学データから解き明かします。(文/心理学者・立正大学客員教授 内藤誼人)
寿命を縮める思考と行動のクセ
備えあれば患いなし――。勉強、仕事、老後など、計画的に準備しておくからこそ、素晴らしい成果を得ることができるのです。
「まだまだ定年まで十分な時間があるのだから…」と悠長に考えて、まったく何の準備もしないままだと、老後が幸せになる確率はぐっと低くなります。
誰しもが進学先やキャリアではどうしたら最善の選択になるかを時間を割いて考えます。そして、勉強したり、情報収集したりして、その実現のために努力するはずです。しかし、「老後の幸せ」となると勝手にやってくると考える人が多いと感じます。
現役時代の自分から「仕事」を差し引いただけの老後では、幸せを実感することは難しいでしょう。入りたい大学に向けて勉強をするように、より良いキャリアを築くために会社を選び、仕事への取り組み方を考えるように、豊かな老後も能動的に行動して獲得するものなのです。
実は、定年後に不幸になりやすい人には行動パターンに共通点があることが様々な研究で明らかにされています。これは一朝一夕で矯正できるものではありません。現役時代から意識して直す努力をする必要があるのです。
今回は定年後不幸になりやすい人の「3つの共通点」と不幸を避けるための「2つの対策」について解説していきます。







