（c）Diamond / イラスト：チハラ アケミ
「今日のランチはなにを食べよう？」お昼休憩のランチに命をかけているサラリーマンの山盛くんが、おいしくてコスパのいいメニューをご紹介します。
日高屋の“冬限定ラーメン”がクセになるおいしさ！
首都圏を中心に店舗を展開している中華料理チェーンの「日高屋」。定食から麺類、おつまみまで、コスパのいいメニューを提供しています。
本日レビューするのは、冬季限定メニューの「チゲ味噌ラーメン」価格は790円（以下、すべて税込）です。
公式リリースで、ガッツリ食べたい人向けの「半ライス（150円）」を追加するアレンジや、餃子（3個160円）をスープに浸す食べ方が紹介されていたので、半ライスと餃子も一緒に注文しました。
ギルティな見た目に、食欲がそそられる
運ばれてきた瞬間、背徳感たっぷりなビジュアルに目を奪われました。マグマのような赤みがかったスープの中に野菜がたっぷり盛られています。細かく刻まれた唐辛子があちこちにのっていて、見るからに辛そう。
公式サイトによると、豚肉、国産のニラと玉ねぎ、白菜キムチなどを中華鍋でサッと炒めてスープと合わせ、仕上げに溶き卵を加えているそうです。
スープには、辛さの異なる唐辛子を数種類ブレンドした秘伝の辛味噌が使われています。湯気と一緒においしそうな香りがたちのぼり、食欲がそそられました。
ヒリつく辛さがたまらない
ひとくち食べると、コクのある旨みと刺激的な辛さが広がりました。だんだん辛さが増していくタイプではなく、一口目からしっかりと唐辛子のヒリヒリする辛さを感じます。
ツルッとした喉越しのいい麺に旨辛なスープが絡んで、クセになるおいしさ。できたて熱々の温度とヒリつく辛さが重なって、体の中からじわじわ温まってきました。
白菜キムチと玉ねぎはシャキッとした歯応えが残っていて、食感が気持ちいい。ニラがあまり入っていないのが少し残念でしたが、独特の風味が味に広がりを与えてくれます。
刺激的な辛さがやみつきになって、食べる手が止まりません。溶き卵はふんわり柔らかくまろやかで、ほっと一息つけるオアシス的な存在になってくれました。
辛さで舌や唇がヒリヒリしてくるので、辛さに弱い方は気をつけて注文したほうがいいかもしれません。卓上にあった酢を加えると、まろやかな味わいになって辛さが少し和らぎ、食べやすくなりました。
