たとえ本物の企業から送られてきたように見えるメッセージでも、リンクがある場合は「あやしいかもしれない」と一度立ち止まって疑うことが大切です。安易に押さないことが何よりの防御策になります。
この問題はSMSだけでなく、メールでも起こりうることです。もしメッセージの内容が気になる場合でも、けっしてリンクは押さないようにしてください。公式アプリやご自身で検索した公式サイトから確認するか、自分で調べた正規の電話番号にかけ直すようにしましょう。
▲対策(2)返信しない
人間の心理として、どうしても「誰ですか?」と返事をしたくなるかもしれません。しかし、それが一番危ない行為です。返信してしまうと、この番号は実際に使われていて、しかも反応する人だと犯人に伝えることになってしまいます。
そうなると、その番号が名簿に載ってしまい、次から次へと別の詐欺SMSが届くようになります。
▲対策(3)公式の電話番号などを確認する
官公庁や企業の多くは、SMSで大切なお知らせを送信することはまずありません。ほとんどは無視しても問題ないです。もし気になるようであれば、公式のウエブサイトやお知らせのハガキなどに書かれた正しい電話番号を確認しましょう。この正しい番号へ連絡してみるのもおすすめです。
間違っても、SMSに記載されているリンクを押したり、そこに書かれている電話番号に直接連絡したりしないでください。
SMSは便利だけど、メール以上にあやしいメッセージがくる。これを頭に入れておけば、怖がる必要はありません。あわてず、反応せず、落ち着いて確認するようにしましょう。








