中の時刻表は「平成16年3月13日改正」とあり、もちろんこれが最後のダイヤ改正であった。金沢・津幡駅での連絡列車として記載してある上野発23時03分発の寝台特急「北陸」や同23時33分の急行「能登」が懐かしい。
「ドボドボ」と書かれた
看板から津波の歴史を感じた
このあたりは海沿いの集落を屈曲しながら結ぶ県道34号に沿ってたどるコースで、沖波駅跡の海側の集落に「ドボドボ」という看板が突如現れたのには驚いた。
沖波駅跡近くのドボドボ地名。津波の避難所になっていた(同書より転載)。
何という珍地名かと驚いたが、そこが津波の一時避難場所という。ドンドンとかトドロキといった水音の地名(漢字を当ててあるのが多い)は全国に分布しているが、ドボドボは初めて見る。富山出身の人の話ではドボドボは「水浸し」というニュアンスらしい。
鵜川駅跡には
人が住んでいる気配が…
藪の侵入がこれまでで最も激しい前波駅跡のホームに立って周囲の田んぼを見渡し、次は鵜川駅跡。
漁港のある鵜川の集落からは少し離れていて、昭和31(1956)年までは鳳至郡鵜川町という自治体だった(その後は能都町を経て現在能登町)。ここは甲駅の次の急行停車駅で、目の前に今も「鵜川駅前住宅」という3階建てアパートもある。
鵜川駅跡。急行停車駅だった鵜川駅跡の前に「鵜川駅前」というバス停が健在(同書より転載)。
山側を通ってきた国道249号と再会し、これを走るとほどなく矢波駅跡。道のすぐ山側にホームが残っている。







