忘年会で「絶対に話題にしてはいけない」こと写真はイメージです Photo:PIXTA

12月は忘年会シーズンだ。上司にとっては部下や後輩、若手社員とじっくり話をする良い機会だといえる。上司が飲み会で話してはいけない「要注意トピック」や、話すとよい「おすすめトピック」とは何だろうか。(ギックス共同創業者 田中耕比古)

忘年会シーズン到来!
上司が“やりがちな失敗”とは?

 12月は忘年会シーズンです。普段話さない部下や後輩、若手社員と話す機会も増えます。

 大人数でやる会もあれば、少人数でこじんまりとやる会もあるでしょう。

 人数が少ないと、若手とのコミュニケーションの比率が高まります。

 こうした状況で、マネジャーはどのように振る舞えばよいのでしょうか。

 やってしまいがちな失敗が、仲の良い若手とばかり話すことです。

 私自身も、毎回反省するのですが、どうしても、知っている人とばかり話してしまいます。

 もちろん、仕事のかかわりが深ければ共通の話題も多くありますし、間が持たないということもありませんから、非常に気が楽です。

 しかし、せっかく複数人で飲んでいるわけですから、できるだけ多くのメンバーと話すように心がけるべきでしょう。

 こちらから話しかけるのが苦手な人は、どうしても話しかけられるのを待ってしまいがちですが、そういう場合はよく知っている若手を核にして、その周囲の人と話すようにしていくことが望ましいと思います。

 そんなふうにして、いろいろな人と話す環境ができたとして、大切なのは「何を話すのか」および「何を話してはいけないのか」です。