A
どうでしょう?
あなたの出した答えは合っていたでしょうか?
「3枚のカードに書かれた数字がバラバラということは、3枚の合計値、つまり1回のゲームで得られる得点の合計は少なくとも6点以上」
「そのゲームが何回か行われて、3人の総得点は36点になった。ということは…」
問題文には「3人の総得点」くらいしかヒントらしいヒントがないのに、そこを起点にして論理的に考えていくと、ゲームの回数、さらには各回で3人が選んだカードまでわかってしまいます。
第一印象で情報が少なすぎると思ったとしても、ひとつひとつの手がかりを吟味して深掘りしていく。
そして、考えられる可能性を洗い出し、ひとつずつ検証していく。
論理的思考と俯瞰思考の合わせ技が必要な問題でした。
ちなみにこの問題、論理的思考問題のなかでも「めちゃくちゃ難しい」分類に入ります。なので解けなくても大丈夫です。
そもそも、東大の大学院入試で出題されています。
もともと類問が世界中に複数存在しており、それをアレンジしたものが東京大学大学院の入学試験で使われました。
さすが日本の最高学府、求めているレベルが違いすぎます……。
「考える」ことに意味がある
問題に正解できたかどうかは、関係ありません。
少しでも「自分の頭で考えた」こと自体に価値があります。
AIは優れた道具ですが、回答を鵜呑みにするうちに思考力は確実に鈍ります。
だからこそ、「考える力」が問われる「論理的思考問題」は、
・情報を正確に読み取る
・状況を整理する
・全体像を俯瞰して考える
といった“思考の筋肉”を取り戻す絶好のトレーニングになります。
「考える」という行為自体が、思考力を取り戻すための一歩になるのです。
(本稿の問題は、『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』から抜粋したものです。書籍では詳しい解説と共に、同様の「考えるだけで賢くなれる問題」を多数紹介しています)











