連休が始まった瞬間から「休み明けの仕事が憂鬱だ」と思ってしまう――。そんな日が続いていないだろうか。布団から出るだけで精一杯で、気づけば連休最終日……。本稿では“人生の指針”を示してくれる新刊『人生は期待ゼロがうまくいく』(著:キム・ダスル、訳:岡崎暢子)から「連休を有意義に過ごすための“朝の整え方”」についてのエッセイを抜粋・再編集して取り上げる。なお、本書は“気分をコントロールするための本”である『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著訳者・同)の最新刊。是非注目してほしい。(企画:ダイヤモンド社書籍編集局)

【年末年始】三流は昼まで寝坊、二流は溜めていた用事を片付ける、では一流は?Photo: Adobe Stock

一流は、
連休中こそ朝を制する

「早起きは三文の徳」とはよく言ったもので、朝を制することが幸せの始まりだ。次の3つは、短時間で心と体を目覚めさせてくれる朝の習慣だ。

1.目覚めた瞬間、3つの言葉を声に出す
「今日は最高の一日だ」
「昨日より今日の私のほうが断然カッコいい」
「私はこれからも成長し続ける」
 言葉は、思考を変え、思考は行動を変える。この3つの言葉が、あなたの一日を前向きに塗り替える。

2.コップ1杯の水を飲む
 朝、適温の水をコップ1杯飲む。この水が睡眠中に水分不足となった体を潤おし、内臓と脳を無理なく目覚めさせてくれる。
 これだけで、コンディションが整い、最高のスタートを切ることができる。

3.2分間のストレッチをする
 たった2分間でも、体を動かせば血行がよくなり、代謝も上がる。日中のパフォーマンスも高まる。この2分間は、未来を変える価値ある2分間だ。

 寝起きは頭がぼんやりして、布団の中でついグズグズしてしまいがち。特に冬は布団のぬくもりが心地よすぎて起きられない。ギリギリになって、大事な朝を焦った状態でスタートさせれば、そのイライラを一日中引きずることになる。

 人生は一日一日の積み重ね。だからこそ、一日のスタートである朝が肝心なのだ。

 朝に自分の五感を揺り起こし、ポジティブな状態でその日を始めることができれば、人生は可能性に満ちていく。

 どんよりと過ごしていた朝をコントロールする。その瞬間から人生が好転するミラクルの始まりだ。

(本記事は『人生は期待ゼロがうまくいく』から一部を抜粋・再編集したものです。)