「この人はいい人だ」という直観は、実は後々裏切られることもあるかもしれない。注目の新刊『人生は期待ゼロがうまくいく』(著:キム・ダスル、訳:岡崎暢子)は、本当に信頼できる人の特徴を言語化し、他人と自分の適切な距離を教えてくれるエッセイだ。本稿では、同書から内容の一部を抜粋・再編集してお届けする。(企画:ダイヤモンド社書籍編集局)
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「信用ならない人」を見極める
8つのチェックリスト
いい人をうまく演じているつもりでも、人間の本性とは、ふとした瞬間ににじみ出るものだ。次の8つで見極めることができる。
1.いい加減な発言をしていないか
2.いい友人と付き合っているか
3.毎日をどこで過ごしているか
4.品のある言葉遣いをしているか
5.家族と良好な関係を築けているか
6.人に対して丁寧に接しているか
7.生き物にやさしいか
8.やるべきことから逃げずに向き合っているか
世間には、しっぽを隠してうまく化けているタイプの人間があまりにも多い。そうした人間と知らず知らずのうちに関わり、苦い思いをすることも少なくない。
まずは相手の言動をじっくり観察すること。知り合って間もないような人間を安易に信用しないことだ。信頼を寄せた相手に痛い目に遭わされることは避けたい。
生ゴミがいくら密封しても臭うように、こざかしい人間には違和感を覚える瞬間があるもの。
付き合うべきか、信用していい人なのかの判断は、それからでも遅くはない。
(本記事は『人生は期待ゼロがうまくいく』から一部を抜粋・再編集したものです。)



