米国のスティーブ・ウィットコフ和平交渉担当特使は今週末、ドイツの首都ベルリンで欧州首脳とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する。当局者らが明らかにした。ホワイトハウスが年内の停戦合意を目指す中、極めて重要な会談となる。ウィットコフ氏を派遣する決定は、和平案の条件を巡るウクライナと米国の隔たりを埋める米国の取り組みが加速していることを浮き彫りにしている。同氏は14日と15日にフランス、英国、ドイツの関係者らとも会談する予定だ。当局者らによると、エマニュエル・マクロン仏大統領、キア・スターマー英首相、フリードリヒ・メルツ独首相が出席するほか、各国のウクライナ担当の補佐官も参加する。