「ビジネス書なのに、子どももどハマりしている!」
と話題になっているのが、書籍『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛える知的トレーニングとしても注目される「論理的思考問題」の傑作を紹介している。前作『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』は2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になるなど、大きな話題に。
ビジネス書であるにもかかわらず、「本を読まないウチの子が夢中で読んでいた!」「脳トレとして楽しんでます!」といった声も殺到し、全世代から反響を得ている。その同書から、1問紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
イラスト:ハザマチヒロ
立ち止まらずに思考を進められるか?
ちょっと手を動かして状況を変えてみると、発想のヒントが見えてくることがあります。
悩み続けるより、いろいろ試してみる。
そんな姿勢がキーになる問題です。
「ナッツの重さ」
ある商人がナッツを1つの袋に詰めて、市場で売るために持ってきた。
最初の客はナッツを1個買った。
2人目は2個、3人目は4個と、どの客も前の客の倍のナッツを買っていった。
そして、最後の客は50グラム分のナッツを買い、商人の手元にはナッツが1個残った。
すべてのナッツが同じ重さだとしたら、最初に商人が持ってきたナッツの袋の重さは何グラムだった?

イラスト:ハザマチヒロ
――『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(181ページ)より
次のページで、考え方と正解を紹介します。



