「今年こそは成長しよう」と思いながら、気づけば毎年同じ1年を過ごしている――。
そんな人に手に取ってほしいのが、ビジネス書『こうやって、すぐに動ける人になる。』(ゆる麻布著・PHP研究所)と、『ベンチャーの作法』(高野秀敏著・ダイヤモンド社)だ。時代と逆行するようなストイックな内容ながら、「今の時代に、ここまで忖度なく本質を教えてくれる本はない」「読んだ瞬間から、行動せずにはいられなくなる」と話題になっている。この記事では、著者のゆる麻布氏と高野氏が「2026年に成功する人の働き方」について語った対談から、その一部をお届けしよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
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全経営者にオススメしたい「趣味」
――仕事以外の時間で、心がけていることはありますか?
高野秀敏(以下、高野) 今、ダンスレッスンに通ってるんです。
ゆる麻布(以下、ゆる) 意外すぎるんですけど。何か目的があるんですか?
高野 これが、びっくりするぐらい何の仕事にもつながらない。
本当に誰からも話しかけられないし、みんな自分のことに必死で集中してる。
それがめちゃくちゃいいんですよ。
ゆる それ最高ですね。
高野 もはや、経営者は絶対、踊ったほうがいいとさえ思ってます。
今、D.LEAGUE(Dリーグ。日本発のプロダンスリーグ)が人気で、参入する起業家とか経営者も多いじゃないですか。
でも、見るより絶対やったほうがいい。
いい年したおじさんが踊ってると、ちょっとバカにされがちですけど、動画の時代に「動いたほうがいい」のは、もう間違いない。
ゆる たしかに。
高野 ゆるさんも一緒にやりましょうよ、ダンス。
私とゆるさんがXでダンスを投稿し始めたら、ちょっと違う未来が待ってると思うんですよね。
ゆる マジでダンスやりたいんですよ。
だって、2026年の目標に「ダンスやろう」って書いてますもん。
筋トレ最大のネックは「おもんない」こと
高野 趣味としては、前にDJのセットも買ったんですけど、なんかこれだと運動不足になるなって感じたんですよね。
ゆる 一時期、経営者界隈でDJ、流行りましたよね。
僕もDJセット買いましたけど、まだ箱から開けてないです(笑)。
高野 運動習慣をつけるためにジムに行く経営者も多いですけど、実際はスマホいじって帰ってくるだけみたいな人も多いですよね。
筋トレって、正直、続かなくないですか?
ゆる 無理無理。
だって筋トレ、おもんないもん。
本の中でもこう書きました。
――『こうやって、すぐに動ける人になる。』170ページ
でも、筋トレ自体には意味があると思うんです。
だから本でも、ジムに行くなら「パーソナルジム」一択だと書きました。
毎回、次の予約を入れて、行く理由を強制的につくる。
さらには、もはや下心でもいいから、相性がいいトレーナーを選ぶ。
それくらいやってようやく通えるようになると思います。
高野 その点、ダンスレッスンは予約したら行かなきゃいけないし、行ったらちゃんとやらなきゃいけないから、意外と続くんですよね。
何より、ダンスって面白い。
覚えて、できるようになる。その達成感が大きい。
人生で一番大事な「資本」とは
高野 あと、最近はやったシャクティ マットも使ってみましたけど、あれ、やっぱりいいですね。
ゆる あれ、いいの?
マットに針がついてるだけだから、痛そうじゃん。
高野 いいんですよ。
背中があったかくなる。
産後の女性経営者とかにめちゃくちゃ流行ってて、出張のときに持ち歩いてる人も結構いるみたいです。
あと、握力を鍛えるといいとも言われてるので、いつも「握力を鍛える道具」を持ち歩いてます。
握力と健康ってかなり関係してるらしくて、筋力が落ちると認知機能も低下しやすい、みたいな話もある。
ゆる 高野さん、めっちゃ意識高いっすね。
高野 健康は人生における一番大事な資本ですからね。
ここを疎かにする人は、長い目で見ると泣くと思います。
だから、健康に関することを趣味にできると一石二鳥でいいですよね。
「三日坊主」より最悪なのは「やりもしない」こと
ゆる なんか面白いことをやるとか、ちゃんとした趣味があるって、大事ですよね。
没頭する習慣とか、面白いことをやる時間って、絶対必要だと思う。
高野 やっぱり、面白いことをやりたいですよね。ずっと。
あと、トレンドにはとりあえず乗っかっておくことが大事だと思ってます。
本の中にも、こう書きました。
――『ベンチャーの作法』111ページ
筋トレとかDJとかに手を出して、結局は飽きて投げ出してしまう人は多い。
でも最悪なのは、自分でやってもいないのに、投げ出した人を嘲笑するだけの人なんですよね。
なんでもいいから、とりあえずやってみる。
その姿勢は、仕事でも絶対に活きてくると思います。
ゆる麻布(ゆるあざぶ)連続起業家
起業、経営、投資、会社売却に関する情報を全て本音で忖度無しで発信。M&Aやデジタルマーケティングが専門分野のIT屋。新卒でブラック企業に入社。理不尽な働き方を強制され、クズのような経営者、上司を数多く見てきた。退職後、一念発起して起業を繰り返し、現在は売上数十億円規模の会社を複数経営している。Xフォロワーはわずか半年で6万人に。経営者や投資家、ビジネスパーソンからいま最も注目を集めるインフルエンサーのひとり。お酒、美食、旅行好き。本書が満を持しての処女作になる。
高野秀敏(たかの・ひでとし)株式会社キープレイヤーズ代表取締役。東北大学特任教授(客員)。文部科学省アントレプレナーシップ推進大使。これまでに1.1万人以上のキャリア相談、4000社以上の採用支援をおこなってきたヘッドハンターかつ経営者。とくにベンチャー・スタートアップへの転職支援に特化している。エンジェル投資家、顧問、社外役員としても活動しており、関わる企業は176社。シリコンバレーの投資会社、バングラデシュの不動産会社と銀行の、設立当初からの株主にもなっている。「転職」「キャリア」についての著書多数。
(本稿は、書籍『ベンチャーの作法』に関連した対談記事です。書籍では「なにがあっても結果を出す人の働き方」を多数紹介しています。)









