安全装備も充実
個性的なモデルを求めるユーザーは要注目

 快適装備の充実ぶりはまさにクラスレス。ステアリングヒーターをはじめ、急速充電機能を備えたUSB電源ソケット、スマホのミラーリングが可能な全方位モニター付き9インチメモリーナビ(op 20万1300円)などを用意している。ちなみに後席は左右独立で165mmのロングスライドと10段階のリクライニングが可能。ゆったりとくつろげるのはもちろん、シートバックを倒すと広大といえるほどのフラットスペースが出現する。ラゲッジ下には取り外しできるサブトランクを装備している。

 新型は安全・運転支援システムの充実もニュースだ。全車に作動範囲を自動二輪や自転車にも拡大したデュアルセンサーブレーキIIと、全車速追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備。降車時警告機能をプラスしたブラインドスポットモニター、夜間の視認性を高めるアダプティブハイビームアシストをMZに設定した。MZはドライバーの負担を軽減するホールドモードが選べる電動パーキングブレーキも備えている。

 メカニズム面は、パワートレーンを新世代の1.2L直3エンジン(Z12E型)とCVTのマイルドHV仕様に刷新すると同時に、ボディへの減衰接着剤の採用で剛性と静粛性を向上。足回りは各部の剛性アップと設定の見直しで操縦性と乗り心地をリファインした。コーナリング時に内輪にブレーキを掛け、スムーズな旋回を可能にするアクティブコーナリングサポートを新装備し、さらに従来は4WD車のみだった走行モード切り替えを2WD車にも採用。全車でスポーツ/スノー/グリップコントロール/ヒルディセントコントロールが選べる。環境面の配慮も積極的だ。フロントグリルのメッキを廃止し、汚染物質の排出を防止したり、サブトランクにリサイクル素材を使用したりしている。

 ハンサムにそして一段と便利・快適に進化したクロスビーは、注目のコンパクトクロスオーバー。個性的なモデルを求めるユーザーは要注目である。

(CAR and DRIVER編集部 報告/横田宏近 写真/山上博也)