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最新の研究により、グイグイ引っ張るリーダー像は時代遅れであり、むしろ部下を潰す危険性が高いことが判明しました。では、本当に優秀な管理職に必要な資質とは何か? それは能力やカリスマ性ではなく、ある意外な「姿勢」でした。絶対に部下を持たせてはいけない人物を一発で見抜き、組織崩壊を防ぐための「たった一つの質問」を伝授します。(文/心理学者・立正大学客員教授 内藤誼人)
あの人だけは勘弁して…
部下に嫌われる管理職の特徴
多くの人が「リーダーシップ」というものを誤解しています。
私たちは「リーダー」という言葉を聞くと、グイグイと部下を引っ張る力強さを持った人や、組織の序列に従ってトップダウンで意思決定をする人を思い浮かべてしまうものです。部下の指導や進捗管理を厳格にして、メンバーの規律を高めることでチームのパフォーマンスを上げようとする人や、居丈高な態度を取る人がリーダーになっているケースもあります。
しかし、そういう人はリーダーとは呼びません。
南カリフォルニア大学のウォーレン・ベニスによりますと、トップダウン式に部下に命令を押しつけるようなリーダーは「ダメなリーダー」なのだそうです(※1)。ベニスはスターリンやヒトラー、ナポレオンや毛沢東などの例を挙げて、こういうリーダーはむしろ有害だとさえ指摘しています。
では、どんな人であれば部下を持たせてもいいのでしょうか。「部下を持たせたほうがいい人の特徴」と「管理職不適格者を見破れるたった1つ質問」を心理学の知見に基づいて解説します。







