(3)ついにイギリスに進出!
「ハリー・ポッター」の舞台で本領発揮

 米ユニバーサル社は25年4月、ロンドンの郊外のベッドフォードにユニバーサル・スタジオを新設すると発表しました。ロンドンから電車で1本、約40分の場所に190ヘクタール超の土地(レンガ工場跡地)を購入。ユニバーサル社の幹部は「31年までに年間850万人の来場者を集める」といい、さらに「100年計画でリゾート化する」と仰天発言。

「プロジェクトの第1段階はテーマパーク、500室のホテル、テーマパークのチケットを買わなくても訪れることができるレストランの建設。ヨーロッパ全土から集客します。初年度は来場者の30%が英国外から来ると予想します」と続けました。次世代のテーマパークの姿をも占う一大投資です。

 イギリスでテーマパークといえば「ハリー・ポッター」のスタジオツアーが人気です。それ以外には、あまりパワーのあるレジャー施設はありません。なので完成すれば、欧州内でパリのディズニーランドと双璧を成す(もしくは超越する)テーマパークになることが予想されます。

 ユニバーサル社は、ロンドンのルートン空港(利用規模は年間1800万人)と鉄道の拡張計画で英国政府と協力することも発表しました。交通網の整備は、大規模テーマパークにとって最も重要な要因の一つ。建設期間中はピーク時に約5000人の労働者が働き、2万人の雇用を創出すると予想しています。

打倒ディズニーへ…“万年2位”のユニバーサル・スタジオが仕掛ける「史上初の3パーク計画」とは?大阪USJのハリー・ポッターエリア Photo:PIXTA
打倒ディズニーへ…“万年2位”のユニバーサル・スタジオが仕掛ける「史上初の3パーク計画」とは?大阪USJのハリー・ポッターエリア Photo:PIXTA