今日やろうと思っているタスクをすべて書き出したら、重要なものから順位と点数をつけます。たとえば、タスクが10個あったとしたら、もっとも重要なことは「10点」、その次は「9点」……といった具合で、点数の高いものから作業をこなしていきます。

 疲れているときは、1~5位までのタスクだけ終わらせればいいし、明日できることは明日に持ち越せばいい。たとえば今日は8位だったタスクも、おそらく翌日には締切りが迫って2位くらいになっていることでしょう。疲れているのなら無理せず持ち越して、そのぶん早く休み、すっきりした状態で翌日に優先的にとりかかれば、まったく問題なし。

 また、たとえ4位までしかできない日があっても、優先度が高いことを4つも処理できたわけですから、「最低限はできた。よくやった」と思うこと。それが、疲労を蓄積させないポイントです。

 完璧主義は、疲れるだけ。疲れを溜めやすい人は、「あれもこれも、やらなければ」と考え、常に無理をしがちです。私も毎朝、ふせんを使ってタスクの絞り込みをしています。やらなければならないことが山積みになっている日ほど、何をすべきかが明確になって効果的です。

図表:脳を疲れさせないTO DOリスト例同書より転載

手を抜いて仕事をするほうが
かえって成果を出せる理由

 自分の疲労度を客観的に把握し、仕事の時間や内容と折り合いをつける。こうしたマネジメントする能力「疲労コントロール力」は、すべての人が身につけるべきものです。