あなたがいま携わっている仕事が
宇宙事業に繋がる可能性も
同時に脚光を浴びたのが「宇宙×医療」です。ISSに長期滞在するクルーが増えれば、骨密度低下・筋萎縮・免疫変調など独特の健康リスクも増大します。緊急手術を地上の遠隔操作だけでこなすのはまだ難しいのです。だからこそ船内に医師がいれば、宇宙医学の研究と医療行為を同時にカバーできるわけです。
宇宙飛行士は「宇宙×○○」で構成されたチームであり、未来の宇宙ビジネスの縮図でもあります。
『「稼げる仕組み」が1時間でわかる 宇宙ビジネス超入門』(佐々木 亮、PHP研究所)
パイロットの操縦術は「宇宙×モビリティ」、研究者の探究心は「宇宙×イノベーション」、政策家の交渉術は「宇宙×社会制度」へと発展する可能性を秘めています。
今後、月面基地や火星探査が本格化すれば、必要とされる前職もさらに多彩になるでしょう。農業技術者が火星温室で作物を育て、都市計画の専門家が月面街区をデザインし、さらにはアーティストが文化的潤いを与えることだって十分にあり得ます。
言い換えれば、あなたが今打ち込んでいる仕事も、いつか「宇宙×○○」に接続する日が来るかもしれません。もしかしたら、すでに接続しているのかも……。そのとき大切になるのは、職種固有のスキルと、未知の環境に身を置く柔軟な好奇心だけなのです。
宇宙飛行士たちのキャリアパスを眺めていると、「好き」や「得意」を手に取り、重力圏をぴょんと飛び越える姿が見えてきます。







