米国がベネズエラの強権的指導者ニコラス・マドゥロ氏を追放したことを受け、中国は再び米国の「裏庭」としての色彩を強める中南米地域において、自国の野心に関する重大な戦略見直しを迫られている。中国指導部内の議論に詳しい複数の関係者が述べた。中国は長年にわたり、中南米で道路、港湾、鉄道の建設に向けた融資を行うことで各国に台湾との断交を促し、大豆や原油などの商品を大量に購入し、銅などの鉱物資源を開発してきた。マドゥロ氏は中国の最も重要な同盟相手だった。同氏は豊富な石油資源を持つ国の反米指導者であり、ベネズエラは「全天候型」パートナーシップという希少な地位を得た。これは中国外交における最高の栄誉であり、中南米で他に同じ地位を持つ国はない。
マドゥロ氏追放で消えた中国の野望、中南米戦略見直しへ
米国の裏庭で影響力拡大を図ってきた中国、最大の同盟相手失脚で取り組みが頓挫
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