2026年の日本株で注目テーマは「AI」や「防衛関連」など!
注目テーマの関連株を押さえて大幅上昇を狙おう!
続いて、気になるのが2026年にとりわけ上昇が期待できるテーマだ。おもに6つのテーマがあるので、順に紹介していこう。
まず軸になるのが「AI」。バブルを警戒する声もあるが、守屋さんはそれに反論する。「2000年頃のITバブル期には、一部銘柄のPERが70倍超まで跳ね上がりました。しかし足元では、米国の大手テック企業でもPERは30~40倍程度と、過熱感は限定的です」
なかでも注目したいのが、AIを現実世界の制御に活用する「フィジカルAI」だという。半導体関連やデータセンター、ロボティクス関連に注目だ。
さらに「防衛・経済安全保障」も外せない。米中対立が続くなか、防衛だけでなく先端技術の流出リスクへの警戒感も強まっている。経済安全保障の観点から、半導体などの重要物資・最先端分野のサプライチェーンを再構築する動きも加速しているのだ。
一方、井出さんは「関税問題緩和」に絡む銘柄に注目する。関税ショックの影響は今年前半に一巡し、厳しい環境下でコスト管理や戦略の見直しを進めてきた企業ほど、底力が評価されやすいという。特に自動車関連など、2025年に苦戦した業種は、2026年から業績回復が期待できる。橋詰さんも「『世界景気の回復』が見込め、商社など景気敏感株へ資金が回る可能性が高い」と指摘する。
日本独自のテーマとして押さえたいのが「インフレ恩恵・金利上昇」と、先にも取り上げた「企業変革」だ。インフレの定着と金利上昇の恩恵を受けやすいのは銀行。利ざや改善、資金需要の拡大が追い風になる。企業変革では、現金比率が高い低PBR株など、変革余地の大きい銘柄を押さえておこう。
ここまで2026年の日本株の展望や、主役となりそうなテーマ株について見てきた。なお、ダイヤモンド・ザイ3月号の大特集「2026年・初場所【最強日本株】」では、ここまで紹介してきた前提を踏まえて、プロ21人が「買い」と評価した銘柄を「大型優良株」「割安株」「高配当株」「株主優待株」「10万円未満株」「10倍株」という6つの番付に分けて紹介している。
長期で安定的に資産を増やしたい人には「大型優良株」と「割安株」がおすすめ。大型優良株は強いビジネスモデルを持っており、安定成長が期待できる。割安株は下値リスクが低く、企業改革が進めば長期での株価上昇も狙える。
利回り重視派には「高配当株」と「株主優待株」が向いている。長く保有することで、配当や株主優待を継続的に受け取れるのが魅力。もちろん、NISA口座で投資すれば配当は非課税だ。
また、「10万円未満株」は少額で複数銘柄に投資するのに最適。投資資金が限られている人も、NISA枠を使ってコツコツ買おう。
最後に、大幅上昇を狙いたい人は「10倍株」から選ぼう。値上がり益がどれだけ大きくなっても税金ゼロというNISAのメリットを活かせる。高成長が続く間は保有し、成長が鈍化する兆しが見えたら売るのが基本戦略だ。
本記事は、ダイヤモンド・ザイ3月号の内容紹介を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。投資は自己責任において行ってください。








