一度さらっと読んだだけの本よりも、何度も聴いた音声のほうが、血肉になります。くり返し聴くことで長期記憶が強化され、文章で読むよりも深く刻まれるのです。

1年で500時間以上を捻出!
スキマ時間の活用に最適な耳学

 くわえて、耳学の最大の魅力は、1分単位のスキマ時間をすべて学びの時間に変えられることです。

 通勤中、料理中、ウォーキング中、寝る前など、なんとなくスマホを眺めていた時間が、まるごと自己成長の時間に変わります。文字を読む余裕がなくても、耳だけならいつでも使えます。この「ながら学習」の積み重ねが、確実に知識の差を生み出していくのです。

 スマホとイヤホンさえあれば、満員電車の中も、キッチンも、筋トレ中のジムも、すべてが「学びの教室」に早変わりします。私自身、1日の学びのほとんどをこの「耳学」で行っています。特にジムでのトレーニング中と移動時間を合わせれば、毎日1時間半は確保できます。1年で500時間以上。これだけの差がつけば、人生が変わらないはずがありません。

 耳学はスキマ時間をムダにしない、「守りの1分」の最高の活用例と言えるでしょう。

 私にとって、会社の行き帰りと筋トレの間は、貴重な耳学のひとときです。

 筋トレの際は、ウォーミングアップの瞬間からトレーニングの終わりまで、ずっと耳学をしています。もっといえば、ジムの行き帰りの時間も耳学にあてています。トータルにして1時間半近くを学びの時間に変えられているので、トレーニングを長く続けていく理由にもなります。

 毎日の耳学のうち、6割を占めているのが、YouTubeです。

 新しい分野を学ぼうと思ったら、昔は「入門書3冊、中級書2冊、専門書1冊」が定番でした。しかし今は、その代わりにYouTubeが最高の先生になります。

 たとえば、NISAについて学びたいなら、キーワードで検索し、再生数の多い順に5本、お気に入り登録します。

 それをスキマ時間に聴き流すだけで、NISAの全体像が把握できるのです。