社会的な「成功レール」の崩壊、どんどん不確実になる未来、SNSにあふれる他人の「キラキラ」…。そんな中で、自分の「やりたいこと」がわからず戸惑う人が、世代を問わず増えています。本連載は、『「やりたいこと」はなくてもいい。』(ダイヤモンド社刊)の著者・しずかみちこさんが、やりたいことを無理に探さなくても、日々が充実し、迷いがなくなり、自分らしい「道」が自然に見えてくる方法を紹介します。

「やりたいことがない」人だけが持つ、3つの圧倒的な強みとは?Photo: Adobe Stock

「やりたいことがない」は大きな武器

「やりたいことがなくて困っています」――そう悩む人は多いものです。
 しかし実は、「やりたいことがない」ことは欠点どころか、大きな武器になります。なぜなら、そういう人だけが持つ「強み」があるからです。

強み① 柔軟性と適応力が高い

 やりたいことが明確な人は、その目標に固執するあまり、環境の変化に対応できないことがあります。
 
一方、特定の目標に縛られていない人は、目の前のチャンスを素直に掴むことができます。
結果として、予想外の場所で才能が開花することも多いのです。

強み② 目の前のことに集中できる

「5年後の自分」を常に意識しながら仕事をするのは、実は疲れるものです。やりたいことがない人は、遠い未来ではなく「今、目の前にあること」に全力を注ぐことができます。
この積み重ねこそが、気づけば大きな成果につながっています。

強み③ 偏見なく物事を見られる

 強い目標や願望は、時に視野を狭めます。
やりたいことがない人は、自分の興味だけでなく、必要性や周囲の状況も含めて冷静に判断できます。
 だからこそ、意外な発見や学びに出会いやすいのです。

 やりたいことがないと悩んでいる人は、それ自体が強みにもなっているのです。『「やりたいこと」はなくてもいい。」(ダイヤモンド社刊)では、これらの強みを最大化する方法を書いています。

*本記事は、『「やりたいこと」はなくてもいい。 目標がなくても人生に迷わなくなる4つのステップ』(ダイヤモンド社刊)の著者しずかみちこさんによる書き下ろしです。